~その8~
「つい陥りがちな創造的回避とは?」
はっきりとした価値観は、あなたが
「目的地」に向かうための鮮明な動
機です。
ビジョンを描き、かつ価値観をはっ
きりさせれば、あなたはもう、目的
地を目指すのに「〇〇しなければな
らない」とは考えずに、つねに「〇
〇したい」と思うようになります。
実は、何かを「したい=want to」と
いう思考ほど重要なものはありません。
なぜなら、「したい」という意識は、
強烈な創造力を生み出すからです。
いっぽう、「しなければならない=
have to」という意識は、人間にそれを
するように仕向けるのではなく、逆に
逃避や回避の行動をとらせます。
人間は、「しなければならない」と
考えると、それをしなくていい理由
を潜在意識がいくらでも創り出して
しまいます。
「しなければならない」という考え
は、潜在意識の力によって、その人
を現状にとどまらせるように動くの
です。
ポジティブな動機を持てば、問題の
解決、対立の解消、満足できる最終
結果というポジティブなイメージが
潜在意識に刷り込まれます。
このことが、最終的な結果のイメー
ジを満足感、達成感、喜びの感情と
結びつけ、目標達成を楽しいものに
してくれるのです。