~その2~
「あなたの思考パターンは、
オリジナルではない?」
私たちは、すでに知っているものしか
認識できないのです。
たとえば、携帯電話を原始人に見せた
としましょう。これを携帯電話だと知
らない原始人は「火打ちの石」と思う
かもしれません。
人は、世の中の知っていることしか認
識できないのです。
つまり、認識する対象に対する知識が
あらかじめないと、その対象を認識で
きないのです。
あなたの思考パターンはオリジナルで
はないのです。
なぜかというと発達心理学のデーター
で、成人が大人になってから無意識に
下す判断のうちの80%~90%が親のも
のまねだと言われています。
つまり、無意識での判断は親や育った
環境の周りの大人などによる刷り込み
(考えを受け入れた)による判断にな
っているということです。
たとえば、「コーヒーにしますか?
紅茶にしますか?」という質問に
「コーヒーにします」と無意識で
判断します。それは親のまねだと
考えられています。
私たちは、周りの情報(テレビ、
新聞、SNS、周りの人々など)
による思考になっています。
あなたの思考パターンはオリジナ
ルではないと、考えたほうがいい
のです。
まずは、自分の思考パターンや見
ている世界を疑い。自分の頭で考
え、今の思考パターンから抜け出
し、オリジナルの思考をつくりま
しょう。