~3つのステップ~
それでは早速、【「最高のあなた!」
を見つける3つのステップ】をお伝え
していきます。
それでは、ステップ2のポイント3を
お伝えします。
<ステップ2>
「とりあえずのゴール」を実現する
ポイント3:日ごろから思考の抽象度を
上げることを心がける
「最高の自分」を見つけるためには、
思考の抽象度を上げることも重要!
「抽象度」とは、簡単に言うと、
「物事をどのくらい高く広い視野で
見るか」その度合いを意味する言葉。
たとえば、あなたがタマという名の
アメリカンショートヘアのネコを飼
っているとします。
その「タマ」という概念は「アメリ
カンショートヘア」という概念に含
まれるので、アメリカンショートヘア
のほうがタマよりも少し抽象度が高い
概念です。
さらに「ネコ」「ペット」「哺乳類」
「動物」「生物」「自然」・・・・
という具合に、一つの概念が含む世界
を大きくしていくと、その分だけ抽象
度は上がっていきます。
このように、一つの事象を見る視点の
高さを上げていくことがイコール、
抽象度を上げることです。
では、どうして抽象度の高い思考を
しないと「最高の自分」を見つける
ことができないのでしょうか?
一言で言うと、「最高の自分」は抽
象度の高いところでしか、感知でき
ないものだからです。
せっかく「とりあえずのゴール」に
向かって次々と目標を達成しても、
抽象度が低いままだと、年収1000万円
が達成できたら今度は女性にモテたい
など「お金や地位・名声など、物理次
元における強い欲求により、スコトーマ
が維持される可能性」が高いのです。
スコトーマとは、「心理的な盲点」という
意味の心理学用語です。
これは脳の機能の特徴で、脳が重要でない
と判断した情報がスコトーマになるのです。
車好きの男の子にはフェラーリとランボ
ルギーニの違いが見えても、車に興味の
ない女の子には同じ車にしか見えません。
自分に重要でないことは見えないのです。
抽象度をどんどん上げればスコトーマ
ははずれます。
スコトーマがはずれなければ「最高の
自分」を見つけられないのです。
日ごろから思考の抽象度を上げることを
心がけ物事を高く広い視点から見るよう
心がけましょう!
「最高の自分」を見つけるためには、
「とりあえずのゴール」という山を
登りながら、一つ上がるたびに視点を
ぐるっと広げることを繰り返す。
その一方、日ごろから抽象度の高い
思考をすることを心がける。
この二つの方法を平行して行い、
スコトーマに隠された情報を認識
することが大切なのです。
以上3つのポイントを理解して進んで
いくと「とりあえずのゴール」を達成
することができます。