「楽でいたい」と「変わりたい」の狭間?
私たちは自分では意識せずに、「自分
で楽でいられる範囲」の中にとどまって
います。
「自分は昔から目立たない地味な人間
だ」と思っている人は、知らず知らず
に目立たないように行動し、目立ち
そうになると冷や汗が出て思わず
その場を立ち去るなど、強力な
ホメオスタシス(恒常性維持機能)
が働きます。
「目立たない」ということが、
その人にとって「楽でいられる範囲」
だからです。
この「楽でいられる範囲」のことを
コンフォートゾーンと呼びます。
コンフォートゾーンは非常に強固で、
ホメオスタシスは非常に強力です。
あなたを「楽でいられる」コンフォー
トゾーンの中にとどめて安定させる
ために、強力なホメオスタシスが
働きます。
「変わりたい」と願い、「オレは
変われる」といくら口で言っても、
コンフォートゾーンからはずれない
ように、ホメオスタシスが思考と
行動を制限して、「変われない」の
です。
人が、変わろうとしても変われない
のは、コンフォートゾーンと
ホメオスタシスが原因なのです。
この対策は、次回以降でお伝えします。
まずは、「自分の未来は最高であると
確信して生きている人は、過去の自分
も今の自分も、最高の自分になる」と
いうことを理解しておいてください。