「仮想の自分」と「過去の自分」
を捨てる!
私たちは
「あの時あのようにしていたら、
今はもっと幸せだったのに」
という考え方に陥りがちです。
「あのとき、ああしておけば・・・」
しかし、過去に戻って選択をやり
直したり、失敗を消したりする
ことは不可能です。
「あのとき、ああしておけば
よかった」と考えることに
なんの意味もありません。
このような「仮想の自分」も、
頭のゴミの発生源です。これから
捨てていきましょう!
あなたの見ている世界は、あなたの
脳が重要だと判断したものだけで
成り立っています。
昨日までの自分が重要だと判断
していたものを今日も重要だと
判断します。
また、ホメオスタシス、
生体を安定した恒常的状態に
保とうとうする「恒常性維持機能」
と呼びます。
問題なのは、これまでどおりの
現状を維持するホメオスタシスの
強い力が働いて、現状から抜け出
そうとしても抜け出せないこと。
つまり、人間はこれまで刷り込まれて
きた親のモノサシ、会社のモノサシ、
世間のモノサシなどをもとに、
今後もその借り物のモノサシで
自分を計り続けていくということ。
ですから、「過去の自分」を一度
リセットしないかぎり、頭のモヤモヤ
はずっと続いていきます。
「仮想の自分」と「過去の自分」を
一度ゼロにする。
そして、自分が本当に望むものを
自分のモノサシで選び直す。
それが「自分を変える」と言うことです。