【人間は考えていることが
実現するように行動する】
目標に向かって進むというと自分が
望むゴールに向かって進むと思って
しまいますが、ゴールに向かって
進むだけとは限りません。
頭の中に思い浮かんでいるものが
目標となって、そちらに向かって
無意識に進んでしまうこともあるのです。
例えば、いつも心配ばかりしている
人は心配事のほうに自然に進んで
いってしまいます。起こって欲しく
ないことを考えれば考えるほど、
そちらに引き寄せられてしまうのです。
目で見たものであっても、想像した
ものであっても、私たちにとって
それは「目標」です。その目標が
決まったら、私たちは自動的に
そこに向かって進んでいきます。
ですから、朝起きた時に
「今日は気持ちのいい日だ」と思えば、
その日を気持ちよく過ごそうと行動
します。
「今日は悪いことがありそうだ」と
思ってしまうと、良い出来事に対して
スコトマを作ってしまいます。
その結果、悪い事しか見えなくなり、
本当につまらない一日を過ごすことに
なってしまいます。
自分の思考によって予言した通りの
ことが実現するように無意識が働く
のです。
つまり、その日がいいか、悪いかは、
あなたがどう思うか次第なのです。
これを「自己充足的予言」といい、
「現在の思考が未来を決定する」という
マインドの重要な原則のひとつです。