「嫌なことから創造的に
逃げようとする」
人間は、無意識に自分が慣れ親しんだ
ものを求めています。
例えば、環境、人間関係、言語、金銭
感覚などです。
ホメオスタシスは、いまのコンフォー
トゾーンを維持しようと働くので、
自分に馴染みのないものは避けようと
します。
その結果、私たちは傷つきそうなこと、
痛くなりそうなこと、不快であろうと
想像できることに対しては無意識の
うちに避けようと振る舞うのです。
そのような行動を「創造的回避」と
言います。無意識が嫌なことを回避
するために創造的に行動することです。
例えば、あまり好きじゃない人と
会わなければいけない時、
「急遽いけなくなってしまった言い訳」
などを考えるようになります。
これが創造的回避です。
このような創造的回避は、繰り返す
度に「無意識」に蓄積されていき、
自動的に処理されてるようになります。
それで、可能性が制限されるとしたら
創造性のもったいない使い方です。
コンフォートゾーンの外側で起きる
これらの現象は、すべてマインドの
中で起きていることです。
ですから、こういったものを回避する
にはマインド(脳と心)から変えて
いくころが大切です。
私たちはよく変わろうと決意します。
しかし、その決意は往々にして無に
帰してしまいます。
その理由は、決意する行為がコンフォー
トゾーンの外側に行くことになるからです。
コンフォートゾーンの外側は不安だらけ
ですから、創造的回避によって元に
戻ろうとするのです。
しかし、それでは人生はずっと変わり
ません。
人生を変えるにはコンフォートゾーン
から出ることは必須です。
ただし、コンフォートゾーンから出る
には出方があるのです。
それが、これからお伝えする
「ゴール設定」
「アファーメーション」
「ビジュアライゼーション」
「セルフトーク」
などのコントロールなどによります。