<マインド(脳と心)の原則>
「人間は慣れ親しんだものを
探し求める。」
「自己イメージがコンフォートゾーン
をつくる」
自己イメージが一度つくられると、
セルフレギュレーションによって
自己イメージの通りに振る舞う
ようになります。
もし、自己イメージに反した行動を
取ると、その行動が良いものであっ
ても、悪いものであってもストレス
を感じ、元に戻そうという力が働き
ます。
この働きは、コンフォートゾーンと
いう概念を知ると、理解が深まります。
コンフォートゾーンとは自分が居心地
良く感じる一定の範囲のことです。
それは慣れ親しんだ範囲でもあります。
コンフォートゾーンの代表的な例が
自宅です。
ところが、ある日、遠い親戚のDさんが
同居することになったらどうでしょうか?
なんとなく居心地の悪さを感じるように
なるはずです。
これを解消するために、あなたは何か
行動を起こすはずです。
Dさんと仲良くすることで居心地の
良さを取り戻そうとするかもしれません。
いずれにせよ、居心地の良い元の状態に
近づけるよう行動するはずです。
なぜ、このように居心地の良さを少し
でも壊そうとする状況が起きると、
元に戻すための行動を無意識にはじめて
しますのでしょうか?
それは、コンフォートゾーンは自己
イメージによって決まるものだから
なのです。