<実践ワーク>
私たちはセルフトークによって
常に自分自身に語りかけています。
そのセルフトークが自己イメージ
をつくりあげ、自己イメージを
強化し続けています。
私たちは自己イメージ通りに
振る舞いますので、セルフトークを
変えていけばパフォーマンスも
変わります。
自分のパフォーマンスが上がる
セルフトークをしていきましょう。
1、自分のヒーローの口癖
自分の憧れの人物や尊敬する
人物の口癖やセリフを観察して
みましょう。
そして、バージョンアップした
自己イメージが発するような、
自分に取り入れたい口癖があれ
ば書き留めてください。
そして、さっそくその口癖を
自分のセルフトークとして
取り入れていきましょう。
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2、セルフトークをコントロールする
無意識を直接的にコントロールする
のは難しいものです。無意識でして
いるセルフトークも同様で、これを
コントロールするためには、一度
セルフトークを意識に上げてみると
いいでしょう。
普段は無意識でしている呼吸でも
意識に上げれば深呼吸できたり、
速く呼吸できたりするのと同じです。
①まずはセルフトークを意識に上げる
ために観察をしてみましょう。
自分自身がセルフトークをしている
という事実を掴んでください。
自分が思っている以上に、自分で
自分自身に語りかけていることに
気づくはずです。
②つぎに、どんなセルフトークを
しているのか、その中身を観察
してみてください。
ついつい、言ってしまう口癖も
セルフトークです。気づいた時に、
セルフトークを書き出してみて、
外部化してみてもいいでしょう。
③続いて、少しずつコントロール
してみます。
実はセルフトークの大半は、
ネガティブなものなのですが、
そのネガティブなセルフトーク
をやめてみてください。
しかし、言いそうになったら、
ストップするというのでも
十分にコントロールしている
ことになります。
「バカだったな」
「やっぱり無理だったか」
「またうまくいかないかも」
など、わざわざ自分に言うのは
もうやめにしましょう。
④最後は、未来の理想の自分を
思い浮かべてください。
理想の自分はいまと同じセルフ
トークをしていると思いますか?
もちろんしていないはずです。
それでは、未来の理想の自分は、
どんなセルフトークをしている
と思いますか?
思いついたら、その場から、
そのセルフトークをはじめて
ください。
何度も繰り返し言うことがコツです。
3、他人から言われた言葉を選別する
あなたがこれまでしてきたセルフ
トークは、誰かから言われた言葉を
受け入れてつくってきたものです。
ですので、そのセルフトークは
あなたのための言葉ではありません。
自分のためのセルフトークをする
には、他の人からのどんな言葉を
受け入れるかを選別する必要が
あります。
①自分の自己評価を下げるような
他人の言葉は受け流しましょう。
その人に向かって反論する必要は
ありません。
自分の中で、きっぱりと
「そんなことはない」と
否定するだけでいいのです。
さらに、
「自分は〇〇だ」と
肯定的な言葉がけを自分にします。
②誰のどんな言葉を受け入れるのかを
選別してください。
自分の自己評価を高める言葉だけを
受け入れましょう。
4、他人に対しての良い言葉がけ
無意識は、自分と他人とを区別しま
せん。ですから、自分に対してだけ
でなく、他人に対しても、ネガティブ
なことや、相手の自己評価が下がる
ようなことを言うのはすぐにやめま
しょう。
①自分にも他人にもネガティブなことを
言わないようにしてください。
相手に対する言葉がけも、自分の
無意識は自分のこととしてとらえ
自己イメージに取り入れます。
他人に対して「バカ」と言うことは、
自分に「バカ」と言っているのと
同じダメージがるということです。
②積極的に、相手の自己評価を高める
ような言葉がけをすると良いです。
そうすると、無意識はそれを聞いて
いますので、自分の自己評価も高ま
っていきます。
他人に対して「素晴らしい」と言えば
自分に「素晴らしい」と言っているの
と同じ効果があります。
今すぐに、セルフトークのコントロール
をはじめましょう!!