もう一つの「無意識」の機能である
「ハビット」も見ていきましょう。
「ハビット」は自動的に処理する機能
で、一言で言えば「慣れ」「習慣」です。
子供の頃は自転車に乗るのが難しくて、
乗れるようになるまで何度も練習をしま
すが、一度乗れるようになると「ハンド
ル操作や重心がどうか・・・」などを
意識するまでもなく、乗れるようになり
ます。仕事も同じです。
本当はもっと良いやり方があるかもしれ
ません。もっと上手くできるかもしれま
せん。
しかし、見に付いた「ハビット」によって、
それらを無意識に排除してしまっている
可能性が常にあります。
習慣化するのはとても重要ですが、一方で
習慣になった流れに身を任せたままでは、
過去に達成した以上のものは得られません。
もっと良くなりたいと思うなら「ハビット」
として習慣になってしまった流れを変える
必要があるのです。
前回以前にもお話ししました「ハビット」
「アティテュード」の習慣の流れを変える
にはどうすればいいのでしょうか?
それはゴールを変えることです。
現在の「ハビット」「アティテュード」は、
いままでのゴールによって形成されてきま
した。
しかし、ゴールを変えた直後は、どうしても
いままでの「ハビット」「アティテュード」
で動いてしまうことがあります。これは一時
的なことなので、新しいゴールを維持し続け
て変えていきましょう。
新しい「ハビット」「アティテュード」が
出来上がれば、それらを繰り返すたびに
自然とゴールに近づいていくことができます。
なんのストレスもなく、無意識に思考や行動
ができる状態でゴールに向かうことができれ
ば、毎日にが楽しくなっていきます。