「世界は自分が重要だと思うものでできている」
どうやったらRASを上手に働かせることが
できるのか?
RASは無意識に情報の選別を行っています。
その選別される情報には2種類あります。
①「価値あるもの」
自分が興味を持ち、価値があるもの。
②脅威となるもの」
身の危険に直結するもの。
つまり、この2つが自分にとっての重要情報です。
私たちは、たくさんの情報の中からこの2つを
選別し、その他の情報をスコトマにしていくのです。
実はこれが通常、私たちが見ている「世界」です。
RASによって重要だと判断された情報だけで
成り立った世界のことです。
ですから、同じものを見ていても、人によって
見え方や解釈の仕方などは変わってきます。
例えば、渋谷の街は、女子高生にとっては
ファッションの街。一方、40代ビジネスマン
にとっては、自分の仕事などの観点から街を
見るでしょう。
では、どのようにして見方が変わるのでしょうか?
それは、
「昨日までの自分が重要だと判断していたもの」
によって作られます。
逆に言えば、自分にとって重要なものを変えれば、
見える風景もガラリと変わり、価値観・世界観・
人生なども変わるのです。