あなたが最高の自分を見つける第一歩は「ゴール設定!」
最高の自分がどういうものかわからない最初のうちは、リアルにイメージできる「なりたい自分」をとりあえずゴールにすればOKです。
1.ゴールは「want to=やりたい」で設定!
「have to=~ねばならない・・・」というのは、明らかに他者からやらされ
ているものです。
ゴールは、「want to=やりたい」で、あなたが本当にやりたいことを設定して
ください。人間だれしも、好きなことに対しては寝食を忘れて懸命に取り組む
ものです。
ゴール設定するときは、ここをしっかりと自己チェックしてください。この前
提を崩すと、最高の自分を見つける道が最初から閉ざされてしまいます。
2.ゴールは「かないっこない夢」を想定するのがベター!
「現状では絶対に達成できそうもない。でも、心から叶えたい」と切望する夢
をなりたい自分として想定することです。
未来で夢を叶えているのに、叶いっこない夢を想定するなんて、矛盾していな
いかと思われるかもしれませんが、それくらいしないと、子どもの頃から頑強
に植え付けられた「未熟な自分」「だめな自分」「不完全な自分」・・・など
という固定概念を破壊することができないのです。
また、これくらい現実と乖離していたほうが、自分のなかにある「無限の可能
性」を引き出すことができるのです。
しかし、最初から「現状とかけ離れた夢にゴール設定」は少し難しいかもしれ
ません。今は、現状の延長線上のゴールしか見えなくて当たり前です。後でゴ
-ル設定をどんどん変えていけばいいのです。ここをサポートするのがコーチ
です。
3.「時間は未来から現在、過去へと流れている」ことを認識する
あなたはおそらく「時間は過去から現在、未来へと流れている」と思い込んで
いるでしょう。
「時間は未来から現在、過去へと流れている」のです!
たとえば、あなたが川岸に立ち、川の上流から流れてきた赤いボールを拾った
ら、次に青いボールが流れてきた場合、
「赤いボールを拾ったから、青いボールが流れてきた」のでしょうか?
「赤いボールを拾おうが拾うまいが、青いボールは流れてくる」のです。
確かに言えることは、「上流から流れてきた赤いボールを拾った」ということ
だけです。
ここで、川の上流からボールを投げているのが未来の自分、最初に流れてきた
赤いボールを拾って次に流れてきた青いボールを拾わなかったのが現在の自分
と考えてみてください。
過去の因果で現在や未来が決まると考えるならば、「赤いボールを拾った」と
いう過去の自分の行為が青いボールを招いたことになります。しかしそうでは
ありません。赤いボールを拾おうが拾うまいが、青いボールは未来から流れて
きます。自分に向かって未来は上流からどんどん流れてくるのです。
現在が原因となって未来の結果になるのではなく、未来が原因となって現在の
結果になるのです。
「未来の自分がボールを投げたから、現在の自分がそのボールを拾える」
「未来の自分がボールを投げなければ、現在の自分はそのボールを拾えない」
のです。
つまり、「現在を決める原因は未来にあり、過去を決める原因は現在にある。
よって、時間は未来から現在、過去へと流れる」ということです。
だからこそ「いま」にこだわるのではなく、「いま」の原因である未来に、
夢・目標を達成した自分を想定することに意味があるのです。
「思い通りの未来は実現している」という意識状態がつくれたときにはじめ
て、自分がいま現在なすべきことが明確にわかるのです。
4.ゴール設定は「3つの物差し」を捨てて設定する
「want to」でゴール設定することをジャマする「3つの物差し」がありま
す。
①1つ目の物差しは、「周囲にいる他人=ドリームキラー」たちです。
「一流大学もでてないし・・・・」
「そんなの無理よ、現実をみなさい・・・」
「同期のあいつに比べるt仕事ができないから・・・」
「〇〇大学は、今のあなたでは難しい・・・」
などなど、言われ、考えて「不幸な自分」を起点にしてゴール設定しようと
していませんか?
「自分は自分。他人と比べることほどナンセンスなものはない」と認識しま
しょう!
自分の価値というものは、出身大学や勤務している会社のブランド・職種、
稼ぎ、容貌、血筋などとは関係なく、何をゴールにして生きるか、その志に
あります!
最大のドリームキラーは身近にいます。「あなたにはできない」「あなたに
は無理」などと言う人が周囲にいませんか?こういう人の言うことは、たと
えそれが両親や担任の先生であったとしても、気をつけましょう。
②2つ目の物差しは「社会の価値観」です。
これは「ランク付け」と同じで「社会の価値観」なんて物差しを持っても、
過去の達成感が定義する「幸せ」が得られるだけです。
社会もまた、あなたが「最高の自分」を発見することをジャマするドリーム
キラーなのです。
社会の思惑に操られて実現した夢に、心から喜びを感じることはできません
ん。
③3つ目の物差しは、「仮想の自分」です。
「もし、一流大学を卒業していたら・・・」
「もし、あの時こうしていたら・・・」
「もし、金持ちの子に生まれていたら・・・」
などなど、「もし、別の道を歩んでいたら、こうなったであろう」と予測
される自分の姿のことです。
それは、自己評価を下げるだけの妄想なのです。
外部基準で、自分の人生をはかっても自信も意欲も湧いてきません。
この3つの物差しを捨てましょう!