あなたのゴール設定の3つのポイント!
ゴール設定のテクニックをお伝えします。
「ゴール設定3つのポイントとは」
1.自分が本当にしたいことをゴールにする
2.ゴールは現状の外に設定する
3.ゴールは複数設定する
本日はまず1つ目、「自分が本当にしたいことをゴールにする」
ゴール設定がなぜ必要なのか?
まずゴールがあって、それからそこへ向かう道が見えてくる!
まず、ゴールを設定しゴールの世界の自己イメージを高めていけば、ゴールの世界に対するいままで意識できなかった道が見えてきます。
その結果、新たな視点、新たな気づき、新たな意識などが生まれ、「こうやって
みよう」「こういう人に会ってみよう」という具合に、あなたのマインド(脳と
心)に新しい認識が生まれるのです。
そして、本当に自分がやりたいことをゴールにすることによって、自分軸(自分に対する自己評価・価値観・自己判断基準など)が出来上がり、他人評価・他人基準で迷うことがなくなり頭の中のじゃまなゴミが消えるのです。
「やりたいことがわからない」
「自分は何を本気で好きなんだろう?」
などと言う、いわゆる「自分探し」で色々なセミナーに参加しているセミナー難民といわれる人々がいますが、ゴール設定してないから、他人評価・他人基準のセミナーに参加して、ふわふわ何の目的もなしにセミナーを渡り歩いてしまうのです。
私もそんな時期があったのです。
それでは、「ゴール設定3つのポイント」をお話します。
まずは一つ目は、「自分が本当にしたいことをゴールにする」
それでは、説明していきますね。
1、自分が本当にしたいことをゴールにする
「あなたが今持っているゴールが生まれたきっかけは何ですか?」
なぜこんな質問をするかというと、私が12年間の間に、小学生・中学生・ 高校生に「将来やりたい職業や夢」を聞くと、
「公務員」「生活が安定する仕事」
「大企業」などが多いのです。
これは、私たちは子供のころから、親をはじめとする身近な人々からさまざまな価値観・判断基準などを自分の中にそのまま取り入れたからなのです。
つまり、自分自身のゴールも実は他者から言われたことを取り入れた可能性が高いのです。
※発達心理学の世界では、成人が無意識にくだす判断などのうち80%以上が親のモノマネであると言われています。
自分が本当にしたいことを考えるのはとても楽しいことでも、そうゴールを設定しなさいと言われて、すぐにできる人はとても少ないと思います。なぜかと言えば、昨日までのあなたのブリーフシステム(信念や思い込みなど)がそれを邪魔するからなのです。
※ブリーフシステムとは、人の行動・行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム(信念や思い込みなどでできている)のことです。
逆に言うと、ゴール設定を適切にできれば、このブリーフシステムは変わるのです。
そこで、「本当に自分がやりたいゴール設定なのか」を確認するには、
「絶対に後悔がないか!」を判断することです!
本当のゴールとは、自分が心から実現したいゴールです。自分が心からやりたいことに向かっているなら、やらされ感がなく、常にイキイキワクワクして生きられるのです。
2.ゴールは現状の外に設定する
「何? 現状の外とは?」と思われた方もいるかと思います。具体的に説明しますと。
たとえば、あなたが「今の会社で営業実績でトップになる」という目標を持っていれば、それは現状の内側にある「理想的な状況」に過ぎません。
「現状の外側に」というのは、たとえば、銀行に勤めている人が、
「ミュージシャンになる」という突拍子もないゴールのことです。
つまり、現状維持しても、決して達成することのないゴールが、現状の外側に設定されたゴールなのです。
会社に勤めている人にとって現状の外側のゴールとは、仕事の面だけいえば、今の仕事のキャリアが役立たない別の仕事についているか、起業していることなどになるのではないでしょうか。
そして、達成方法が想像もつかないほど途方もない大きな目標をゴールにする。それが重要なのです。
「達成方法が分からなくていいのか?」
「はい。いいのです。」
逆に、達成方法がわかるゴールは現状の内なのです。ゴールが遠いからこそものすごいエネルギーが生まれるのです!
想像してみてください。
「今の自分」の腰にくくりつけられた輪ゴムを。
その輪ゴムの向こう端を「ゴール」に結び付けます。
「ゴール」が遠ければ遠いほど、「今の自分」を強烈に引っ張り、「ゴール」に向かわせてくれます。
特に、スポーツ選手などによくみられますね!
例えば、高校野球などゴールが違う選手など見てみると、
A君のゴール「甲子園出場」
B君のゴール「甲子園優勝」
C君のゴール「甲子園出場して活躍して、プロ野球選手として活躍し、アメリカ大リーグ選手として活躍する」
ABC君のゴールに対するエネルギーの量が違うのです。
3.ゴールは複数設定する
「ライフワークバランス」って、ごぞんじですか?
ライフワークバランスとは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民1人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことです。
ゴールは仕事に関することに限りません。健康・家族・社会貢献など、人生のさまざまな方面にゴールを設定することが重要です。
ゴールが多いほど、未来でゴールを実現している自分への臨場感を高めやすくな
ります。これを「バランスホイール」と呼びます。
ゴールが多いほど、ゴールの世界に対するいままで意識できなかった道が色々見えてくるのです。
そして、新たな視点、新たな気づき、新たな意識などが生まれ、未来でゴールを実現している自分への臨場感を高めやすくなります。
※「臨場感」・・・あたかもその空間に身を置いているかのような感覚
複数のゴールは、一つひとつが現状の外側のものであるのが理想です。
ですが、現実にはコーチのサポートなしに全てを現状の外側に設定するのは難しいものです。
私自身も世界トップレベルのコーチを付けたことによって、それを実感できたのです。
難しいからといってゴール設定自体をやめてしまうのではなく、まずは身近なゴールでもかまわないので、人生の各方面にゴール設定をしてみましょう